着ぐるみ系のアルバイトが人気?

戦隊もののヒーローはつらいよ

おかしいと思われるかもしれませんが、「着ぐるみ系」のアルバイトが大好きです。今まで沢山の着ぐるみ系バイトを経験してきました。最初はあまり有名ではない着ぐるみに入り、ショッピングモールでひたすら子供達を相手していました。

 

 

一緒に写真を撮ったり風船を配ったり。癒し系着ぐるみバイトって感じでしたね。とにかく子供達が乱暴で、着ぐるみ特有の短い足を蹴って倒そうとしてきたり、背中のチャックを探していたり、ひたすら「中が人だって事は分かってんだよ!」という暴言に耐えた事もありました。

 

 

ムカついて殴りたくなりましたが、着ぐるみが子供を殴ってはいけません(笑)ひたすら我慢です。それでも子供達は本当に可愛くて、天職なバイトでした。癒し系に慣れた私は、次第に戦隊ものなどアクション系着ぐるみを着たくなりました。

 

 

 

たまたま知り合いのつてで戦隊ものの着ぐるみを着れる機会があり、何度かアクションの練習をして戦隊ものの着ぐるみを着れる事になりました。しかし下っ端の私ですから、最初はザコと呼ばれる悪役、更に脇役からです。たとえ脇役でも必死に悪役演じました。

 

 

 

何というか、癒し系着ぐるみより断然運動量はあるものの、着ぐるみが人っぽい形なので動きやすく快適でしたね。

 

 

 

息も余裕で出来るのが嬉しかったです。脇役を何度もこなし、ついに悪者ボスの役をGetしました!ボスはさすがに着ぐるみ感があり、しかも重いうえに結構動かなければいけません。

 

 

 

最終的にはヒーローからボコボコにされて負けるので、負けたら即退散したいものです。たまに負けた後もちょこっと出て話したりする場合があるのですが、これがキツイ。敵なので子供達の罵声が容赦ありません。「バカ」「クズ」「帰れ」なんて可愛いもので、話し出しただけでギャン泣きされる始末。

 

 

 

しかもその子供達の母親からも冷たい目線が浴びせられます。何故敗北したのに出てくるのかと言いたいのでしょう。最近の戦隊ものショーでは、敵ボスが負けてから観衆の前に出るパターンは稀です。しかし以前は結構あったのです。敵のプチトークショーなんていうのもあり、もう地獄でしたよ。

 

 

 

お客さん達帰るし。そんな時期もこらえてこらえて、やっと今年のゴールデンウィークにヒーロー役としてデビューします。子供達からはきっと罵声ではなく応援の声援が貰える筈。癒し系着ぐるみ時代からの成果を存分に発揮したいです。